街中散策 2018ホーチミンその6
前回はスーパーマーケットまでをご紹介しました。今回はその続き。スーパーまではタクシーで連れて行ってもらいましたが、帰り道は散策しながら歩いて戻ります。
歩き出して少し行くと大きな敷地に大変立派な建物が登場します。こちらは統一会堂と呼ばれる場所で、旧南ベトナムの大統領官邸として使われていたところです。この敷地にベトナム解放軍の戦車が入ったことがサイゴン陥落の象徴となり、1975年4月30日にベトナム戦争が終結しています。
普段は見学することの出来る施設なのですが、この日(10/6)は1日に死去したドー・ムオイ元書記長の国葬で、この場所で追悼式が行われるとのことで、見学不可となっておりました。後で調べると大変すばらしい施設のようで残念。
統一会堂からサイゴン川方面に歩いていくと店が増え街中に入ってきた感じがします。上は通り沿いにあった薬局。各地域の薬局を見て歩く習慣があるので小さい店でしたがとりあえず入ってみることに。処方箋と相談販売とという形式でしたが、置いてある品目はかなり控えめ。ためしに咳が出ると言って薬を買ってみたところ、痰切りの薬(ビソルボン)を売ってくれました。写真NGでしたので中の写真はありません。
もう少し行くと、レタントン通りに出てきました。この一画は観光向けのお店が並んでいる感じ。こちらのお店は漆塗り製品のお店。
とても美しい漆塗りの調度品が置かれていました。大きなものでも配送するとのことでしたが、さすがにそういうわけにもいかず。ただ好きな方であれば日本で買うよりも安価にきれいなものが手に入ります。こちらではMさんが小物入れを購入しました。
その並びにあったこちらのお店は、陶器のお店。
なかなかいい雰囲気のお店で、観光客が多く立ち寄られていました。陶器や漆器はベトナムの伝統的なものがあるようで、こういったお店がいくつかあるようです。
とても洗練された感じの店内。結構手を出したくなるものが多かったのですが、お値段的には日本の安めのお店くらい。もちろんハンドメイドで素敵なものなので安いのですが、多くは手を出せず。小皿を少し買って帰りました。
同じ通り沿いにはこちらの立派な建物が登場します。これはホーチミン市人民委員会庁舎とのこと。フランス植民地時代の象徴ともいうべき建築です。これらの建造物がきちんと残って使われているのが素晴らしいなと感じました。
この建物は立地も素晴らしく、サイゴン川からまっすぐ伸びるグエンフェ通りの突き当りにあります。道路の手前にはホーチミン像があり、撮影スポットになっていました。
ホーチミン像からサイゴン川方面をみた映像。どーんと広く真っ直ぐな歩道が伸びています。とても気持ちの良い通りです。
グエンフェ通りに並行して走っているのが観光通りともいえるドンコイ通りです。その途中にはこちらも素晴らしい建築が残っている市民劇場があります。定期的にショーをやっているので見たかったのですが、滞在中はちょうど公演がなく、残念ながら歴史的な劇場での観劇はかないませんでした。
だいぶ歩いてペットボトルの水も尽きていたところでビール補給!蒸し暑い中歩いてきたのでビールが進みます。旨い!
ドンコイ通り沿いには謎の土産物屋もあります。怪しすぎでウインドウショッピングだけでしたが、写真を撮っていく観光客がたくさんいました。
ビールを飲んだ後ではありますが、軽くランチをとることに。やっぱりベトナムと言えばバインミー&ベトナムコーヒーでしょ!ということで高いのを承知でドンコイ通り沿いの近くのカフェへ。
バインミーはフランスパンのサンドイッチ。ベトナムはフランスパンがとてもポピュラーで何処で食べてもおいしいのです。こちらではかなりおしゃれに出てきました。お味はフツーに美味しいといった感じで割高感があったかな。
そしてベトナムコーヒー。その場でドリップしてコンデンスミルクに合わせていただきます。ドンコイ通り沿いの観光客相手の店で、価格は銀座並みでしたがこのコーヒーは美味しかった!
だいぶ散策をしたところで、一旦ホテルで休憩し、午後のツアーに備えます。続きはまた次回にて。