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ホーチミン市内半日観光ツアー 2018ホーチミンその7

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ホーチミン散策日の午後は半日観光ツアーを申し込みました。

 

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このツアーは朝8時まで申し込みが出来るようで、朝食をとりながら行く人を募り8時少し前に予約したものです。

ホテルに13:30頃ピックアップしに来てくれて、帰りもホテルまで送ってくれます。いざお迎えが来てみるとなんと貸切!我々3人だけでツアー催行です。

通常は統一会堂からツアーがスタートするとのことでしたが、今日はドー・ムオイ書記長の追悼式で非公開とのことで、最初にホーチミン中心部から離れた中華系の方々が多く住むエリア、チョロンにあるお寺に連れて行ってくれました。

 

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ティエン・ハウ寺というお寺でしたが、こちらでは結婚された方が写真撮影をされていました。ベトナムでは結婚の時に色々とポーズや場所を変えてたくさんの写真を撮る習慣があるそうで、このお二人も我々が到着したときから出るときまでずっとカメラマンに色々と指示されながら撮影を続けられていました。この光景に出合えたのはとても嬉しかったです。

 

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古いお寺でしたが装飾は見事です。アジア諸国はこういった細かな装飾が目をひきますね。

 

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入っていくと、まずお線香をたくところがありました。このあたりの屋根も凝った装飾がたくさんあります。

 

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壁には寄付をした方々のお名前でしょうか。ピンクの紙がたくさん貼ってあります。

 

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そして渦巻線香。壮観です。

お線香の上部にある赤い紙には願い事が書かれているそうで、お線香を買うと紙を渡されるそうです。

制服を着た学生さんが何人かいたのですが、ガイドさんによると試験前などに神頼みに来るそうです。お寺が生活の中に密着している感じがしますね。

 

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ティエン・ハウ寺を出てホーチミンの中心部に戻っていきます。生活感満載のエリアを通っていき、活気のある国だなあと感じます。ベトナムのバイク事情について聞いてみると、ガイドさんもホーチミンまでバイクで1時間半かけて通っているとのこと。時間がかかるのは渋滞がひどいからで、休みの日などはかなり早く着くとのことでした。また、本当は二人乗りも違反だけれども、家族4人で乗っているとか当たり前とのこと。でもたまにつかまるみたいで、そんな時は賄賂を払うと軽くなるとか。

賄賂事情に話がうつり、例えば病院にかかるにも賄賂がないとなかなか治してくれないとか。日本でも昔は心付けの習慣がありましたから、こういった国はたくさんあるのかもしれませんね。

このあとベンタン市場という観光客とスリで賑わうぼったくり市場(ガイドさん談)で30分くらいリリースされたのですが、ドリアンや謎の乾物などの匂いが立ち込める館内(館内に空調はなし)、更には轟音と共に降り注ぐスコールで外に逃げられない状態でむかつき感満載状態に。。入り口付近でガイドさんを見つけて少し早く退散することにしてもらいました。

 

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次に行ったのは戦争証跡博物館。到着時はまだスコールがひどかったのですが、見終わったときは無事あがってくれていました。

ベトナム戦争はメディアがしっかりと報道した初めての戦争とのことで、写真やその当時の物資などがたくさん残されて、しっかりとした博物館でした。ホーチミンベトナム戦争中、多くの被害を受けたところであり、また拷問施設を再現したものもあり、何とも言えない気持ちになります。ガイドさん曰くベトナム市民にとっては戦争経験は今でも生活していくにあたり切り離せないものになっているとのことでした。

 

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次に訪れたのは中央郵便局。こちらはドンコイ通りの突き当り付近にあり、多くの観光客で賑わっています。なんでもパリのオルセー美術館をモデルに建てられたものだそう。ベトナムでは多くのコロニアル建築が楽しめます。

 

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中に入ると人がたくさん。アーチ型の梁がとても美しい建物です。

こんな中、郵便局としての通常業務が行われています。

 

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横にある地図の下には世界時計がありますが、まったく時刻があっていませんでした。日本のこういった施設ではすぐに直しそうですが、このあたりは国民性なのでしょうか、予算の問題でしょうか。

 

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そして郵便局の中にお土産コーナーが。アオザイを来た女性をかたどった化粧品だそうです。写真に写っているのはミスベトナムとのこと。ガイドさん曰く整形してるとか。ホントかなあ。。

 

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郵便局の前には聖母マリア教会があります。サイゴン大教会とも言われているそう。修復工事中で館内の見学はできませんでしたが、荘厳な建物は素晴らしかったです。

ここからホテルに送ってもらいツアーは終了。ベトナム人の日本語ガイドがついてくれて、ベトナム生活の多くの事を聞くことができました。思いのほか有意義なツアーになりました。