陸マイルで10万マイル! 現実的なラインでまずやってみる!
ANAのマイルを陸マイル(オカマイル:飛行機に乗らずに貯めるマイル)で現実的に10万マイル貯める方法を残しておきます。自分がやってみた方法であり、実際にはもっと多くのマイルを貯めている方々が多いのですが、まず現実的なラインでのご紹介です。
一般的なマイルの貯め方
フライトマイルで貯めると?
そもそもマイルは飛行機に乗って貯めるものですが、10万マイルはどのくらいで貯まるのか札幌便を例に計算してみました。
札幌の往復は約7万円です。通常のマイルは1020マイル。ダイヤモンド会員かつゴールドカードを所持していたとして 、120%のボーナスマイルがつきますので、往復で2244マイルです。
つまりダイヤモンド会員だとしても44.5往復で312万円、平会員だと98往復で686万円かかるということです。
クレジットカードで貯めると?
陸マイルの王道は、航空会社提携のクレジットカードの利用です。ではクレジットカードで10万マイルを貯めるには、どのくらい買い物をすればよいでしょう。
ANAのマイラーでは、ゴールドカードを作って貯めているケースが一般的なようです。その場合、通常1%のマイル還元率です。1%とは即ち1,000円決済で10マイル。これだけで10万マイルを貯めようとすると、1千万円の決済が必要です。仮に年200万円決済したとしても5年かかる計算です。ANAマイルの期限は取得から3年ですので、クレジットカードだけで貯めるのは現実的ではありません。
効率よくマイルを貯めるには
ポイントサイトの利用
ポイントサイトとは、買い物などをするときにサイトを経由するとポイントが発生するというものです。多くのポイントサイトがありますが、使いやすいサイトにハピタスがあります。
ハピタスは1P=1円というわかりやすい体系で、マイルへの変換が可能です。また、現金化も可能ですので、あまり飛行機に乗らない方でも一度やってみてはいかがでしょうか。
ハピタスにおけるポイント獲得術
ハピタスのサイトでは、楽天やYahoo!の買い物など多くの買い物サイトが提携されており、そちらで買い物や楽天トラベルでのホテル予約など、様々なものでポイントがたまります。
さらには、クレジットカードの新規発行や、FX口座の新規作成で大量ポイントを獲得できます。10万マイルを現実のものとするためには、これらを行うと効率的です。
クレジットカードは3,000~10,000ポイントくらいたまります。FX口座に至っては15,000~18,000ポイントくらいたまるものがあります。私の場合、これらだけで10万ポイント近くを稼ぎました。
但し、それぞれ時期を見なければいけません。ハピタスでは以下のようなみんなdeポイントというキャンペーンを常時開催しています。ここに乗ってきたときは普段よりポイントがアップされていますので、高額ポイント狙いの際にはこちらをチェックしていくことが重要です。
当然ながら、私が主に獲得したものは、同じものを何度も獲得することはできません。そのため私も10万ポイントまで獲得した後は、必要になった買い物の際こちらを経由して地道にポイントを獲得しています。
ハピタスポイントをマイルに変換するには
※2018年4月1日より「.money」「PeX」からソラチカカードへの移行が出来なくなっています。ラインポイント経由ルートなどを利用します。
ハピタスのポイントは直接マイルに交換することが出来ません。そのために以下のプロセスをとります。
このルートとたどることで、1ポイントを0.9マイルに交換することが可能です。途中「.money」もしくは「PeX」のサイトを通りますが、以前「PeX」は手数料がかかったために私は「.money」を使っています。現在はどちらも同じ使い勝手ですので、キャンペーンなどがある方をうまく使うといいのかもしれません。
上記以外のルートでは1ポイントが0.5マイル程度になってしまいます。
交換率を高く維持するために重要なポイントになるのはソラチカカードです。
必須アイティム「ソラチカカード」
ソラチカカード(ANA To Me CARD)は東京メトロが出しているクレジットカードでANAマイルと提携しているものです。ショッピングマイルは還元率が特別良いわけではありませんので、完全にポイント交換用に作成します。ショッピングに使いませんので、作成時に5マイルコースか10マイルコースかを選ぶ際、手数料のかからない5マイルコースを選択しておきます。
年会費に2,000円+税ほどかかりますが、他の手段ではこの高い還元率を達成できません。ポイントからの還元をあまりしないようであれば、10万マイル貯めるまでの1年間だけ作るのもよいでしょう。
なお、東京メトロが出しているカードに「To Me CARD Prime」があります。このカードでは目的が達せられませんので間違えないようにご注意ください。
上の図のように、メトロポイントからANAマイルに変換の際は、100メトロポイントが90マイルに相当します。ハピタス→.money→メトロポイントと等価で変換できますので、結果的にハピタスの100ポイントが90マイルに相当することになります。
ソラチカルートの注意点
メトロポイントからANAマイルの変換は他にない高い変換率です。そのため上限が設定されており、月に20,000ポイントしか変換できません。そのため、10万マイル分のハピタスポイントを変換するのは半年かかります。毎月忘れずに手続きをすることが大切です。
月の上限でもう一点大事な点ですが、ハピタスから他のポイントに変換するのは月に30,000ポイントが上限となります。こちらも合わせて注意が必要となります。
陸マイルで10万マイルの簡単な概要を書いていきました。
私の場合10万マイルを貯める途中で、妻の友人とのハワイ旅行に4万マイルほど献上しましたが。。。10万マイルあれば、二人でハワイ往復が可能です。陸マイルを貯める方も、お小遣い稼ぎで現金化する方も、一度ハピタスでチャレンジしてみませんか。